小規模事業者持続化補助金という国からの補助金制度があります。
直近のこの制度に弊社は採択されました。
地域経済の安定と活性化、それを担う地域に密着する小さな企業への支援という重要な目的を持つ本補助金。採択へのハードルは決して低くありません。
ならばなぜ弊社のような零細町工場が採択されるに至ったのか。冷静に分析してみますと、一つの流れが見えてきます。
それはストーリーがあったということではないかと考えています。
弊社は工作機械を使い機械要素を作り上げることを創業以来31年間続けてきたわけで、
技術も時代に合わせ進化してきました。しかし自分だけで営業してきたわけでは決しなく、
幸運にもいいお客様に恵まれ続けてきただけのことです。
少子高齢化が当たり前になる社会。人口の減少に伴う経済の低迷は全ての企業に暗雲をもたらします。
「このままでいいのか」
常に私自身の心の中には常に不安がつきまといます。ただそのような不安がジッとしていて
晴れるわけがありません。それを解決するにはただひとつ「動く」のみです。
ただ心が晴れたからといって会社の業績が劇的に向上するという甘いものではありません。
先を見据えた計画性やビジョンが伴って始めて「動く」ということになると思うのです。その辺り、首尾一貫して新しいことに挑戦し、永続の手段を泥臭く求め続ける。こういった考え、ニュアンス、イメージが国に認めてもらえたのではないかと今回考えています。
限られた時間の中で従来の仕事をこなし、新しいことに挑戦していくことは簡単ではありません。熱く、冷静に計画を練りながら活動する覚悟です。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。